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未払い残業代の請求は正当な権利です

未払い残業代の請求は、会社のルールに背く行為だと
思い込んでいる人が、いまだに多くいます。

 

未払い残業代は本来、あなたに支払われるはずの賃金です。
つまり、会社があなたの給料を搾取していると言っても、過言ではないのです。

 

会社が違法行為をしているのであって、あなたは悪くありません。

 

会社が残業代を支払わないための手口として、主に3つあります。

 

●サービス残業
会社への奉仕を名目に、無償労働を強いる。または、就業規則で定める
残業時間を超えた時間外労働も、サービス残業としてみなされる。

 

●みなし労働
算定が困難な労働時間内での労働。
主に、営業マンの時間外労働がこれに当たる場合が多い。

 

●名ばかり管理職
管理職に昇進すると、微々たる金額の「職務手当」が付く代わりに、
残業代がカットされるという手口。平社員のときよりも、収入が減るという
逆転現象が起きる。

 

その他にも、最初から「残業代は出さない」と開き直っているケースもあります。

 

どんな会社であっても、残業代を一部でもカットしているところは、
「悪質なブラック会社」と言って良いでしょう。

 

未払い残業代は、黙っていては支払われません。

 

声をあげ、行動を起こしましょう。

 

未払い残業代を請求するには、基本的なことを理解する必要があります。
まずは、基礎知識から知っておきましょう。

 

「そもそも残業とは何か?」を知ろう


残業には2種類あります。「法律上の残業」と「会社の規則で定める残業」です。

 

「法律上の残業」とは、労働基準法で定める、1週間に40時間、1日8時間を越えた
時間外労働のことです。

 

一方、「会社の規則で定める残業」とは、労働契約書や就業規則などに
書いてあるような、会社の定める通常勤務時間を越えた時間外労働のことです。

 

では、どちらの効力が上なのか?というと、当然、「法律上の残業」です。

 

例えば、会社の定める通常勤務時間が、朝7時〜17時だとします。
昼食休憩を除いても9時間労働になります。

 

この場合、会社の規則では残業になりませんが、労働基準法で定める1日8時間を
越えていますので、1時間の残業となります。

 

つまり、「法律上の残業」が適用されるので、1時間分の残業代が発生するのです。

 

会社の規則だからと言って、泣き寝入りする必要はありません。
会社の規則自体が違法なので、請求することができます。

 

しかし、相手は会社とういう組織ですから、なんの準備や知識もナシに挑んでも
太刀打ちできません。

 

未払い残業代の請求には証拠が必要


会社にピンはねされた給料を取り戻すには、やはり証拠が必要となります。

 

まず必須の物として、2つの資料が必要です。

 

「何時から何時まで、日々働いたかを表す物」
「会社があなたに支払った、給料の額を表す物」です。

 

この2つの資料(証拠)がないと、先に進みませんので必ず用意してください。

 

サービス残業だろうと、みなし労働だろうと、管理職だろうと、
残業代が出ないのは違法なのだ。ということをしっかりと認識しましょう。

 




 


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